トップページ>犬の病気「尿石症」

「尿石症」

尿石症とは…泌尿器（腎臓、尿管、膀胱、尿道）に結石が
できる病気の総称。
結石ができた部位によって呼称が変わります。

【膀胱結石】
膀胱内の石がまだ小さいうちや数が少ない場合には
特に症状は出ませんが、石が大きくなるにつれて膀胱粘膜に
炎症が起きオシッコに血が混ざるようになります。
膀胱炎が進行すると血液に近い色のオシッコをするように
なります。石が大きくなるとオシッコの回数が増えてきます。

【尿道結石】
これは腎臓や膀胱で作られた結石が尿道に停滞してしまう病気。
尿道に石が発生するのはほとんどがオス犬で排尿時には激しい
痛みを訴えます。石が成長して完全に尿道を塞いでしまうと
尿毒症の危険があるのでできる限り早く診察を受けてください。

【腎臓結石】
腎臓は2つあるので片方だけに石が発生しても症状はありません。
ですが、両方の腎臓に石が発生してしまった場合には腎臓炎を
発生し尿毒症になる危険性があるので要注意です。