トップページ>犬の病気「副腎皮質機能亢進症」

「副腎皮質機能亢進症」※クッシング症候群とも呼ばれています。

副腎皮質機能亢進症は中高年の犬に発症する確率が高い病気です。
原因としては、約8割が脳化垂体のACTH分泌細胞に癌腫や腺腫が
できたことにより発病します。
また副腎皮質に癌腫や腺腫が発生した場合などにも考えられます。

症状は？
・大量の水を飲み、オシッコが増える。
・食欲旺盛になる。
・左右対称の抜け毛や脱毛。（痒みがないのが特徴）
・異常なほどお腹が膨れる。
・免疫力が低下する。　　　　…などがあります。

水をたくさん飲み大量のオシッコをするという症状は
この病気の初期に現れる症状ですので多飲多尿が続いたら
この病気の疑いがあると考えてください。

お腹の膨れもただの肥満だと見逃さないようにして下さい。
抜け毛や脱毛は痒がらないのが特徴なので注意です。

予防方法など特に無い病気ですので早期発見が重要です。
異変に気が付いたらすぐに検査してもらいましょう。