トップページ>小型犬がかかりやすい病気「鼻腔きょうさく症」予防法！

「鼻腔狭窄症」（びこうきょうさくしょう）

パグやシーズー、フレンチブルドッグやペキニーズなど、
小型の短頭種に多く見られる病気です。
鼻腔狭窄症は先天的な場合が多いです。

鼻が短く潰れている犬種は鼻の穴が小さいため、通常でも
呼吸運動を続けるのが困難です。

鼻腔狭窄症の症状としては…
激しい運動をすると呼吸が乱れ、歩くことさえ困難になる。
これは鼻の穴が狭いことで息をして吸い込む量も吐き出す
量も少なく浅い呼吸になっているためです。

体内で必要とする酸素を十分に供給できずに酸欠状態となり
呼吸によって体温の放散をしている犬の場合にはうまく体温調整
ができず、体温上昇により運動の継続ができなくなります。

もともと鼻の穴が小さいので、鼻の分泌物が付いている場合は
鼻の穴をさらに狭くしてしまい呼吸が苦しくなってしまいます。
めん棒やティッシュなどでキレイに取り除いてあげましょう。
それだけでもずいぶん呼吸は楽になると思います。