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「白内障」

白内障には…先天性の白内障や糖尿病性白内障、外傷性白内障、
高齢性白内障があります。

最近では犬の高齢化により、高齢性白内障になる犬が急激に
増えています。高齢性白内障が始まるのは5〜8歳ぐらいです。
犬の目を見て黒目が白く濁っているようなら白内障の始まり。
この段階の犬は、白い濁りを通して外のものを見ているので
薄くぼやけて見えている状態です。

さらに進行すると白く濁っていた黒目は濁りの密度を増し、
白く輝いて見えてきます。
この段階になった犬の視力は低下してきます。

白内障の治療として推薦されているのは、白濁した水晶体を
吸引摘出する方法です。
吸引摘出した水晶体の位置には人工レンズを装填。
この手術はそれほど危険は伴いません。
また、犬の視力への悪影響もありません。

白内障の成因のひとつには紫外線が関っているとも言われて
います。予防として紫外線には注意したほうが良いでしょう。
特に紫外線の強い真夏の散歩などは気をつけましょう。