トップページ>中型犬がかかりやすい病気「急性胃拡張」予防法！

「急性胃拡張」

犬がドライフードを大量に食べた後、大量の水を飲んだとき
などに起こる消化器系の病気です。
胃の中に入った大量のドライフードは、その後に飲んだ水を
吸収し膨張します。
胃は胃の中のものを腸に送ろうと運動しますが、膨張しきって
しまった胃は筋肉の収縮力を失い、胃の中の食物を移動できな
くなってしまいます。

【症状】
・空腹になると嘔吐を繰り返す。
・吐くものがなくても吐く仕草を見せる。
・情緒不安定。
・上腹部を押すと硬く膨れている。　　…など

【予防】
・1度に大量のドライフードを与えないようにしましょう。
・1日の食事回数は1度ではなく、最低でも2回に分けて与える
ことをおすすめします。

・食前食後には大量の水を飲ませないようにしましょう。
・食後の激しい運動は控えるようにしましょう。

犬は満腹感がないため、あればあるだけ食べてしまう傾向が
あります。勝手に食べてしまったなんてことがないように、
犬の食事やおやつなどの保管には十分注意が必要です。